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健康づくりには、第三の「道」がある 60歳からの柔道、剣道、空手道のススメ

健康/認知症

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2018年に三菱総合研究所が、同社の生活者市場予測システムを用いて行った調査によると、ジムなどのスポーツ施設を利用する割合は、年齢別で70〜74歳がもっとも多く、世代全体の18%を占めていることがわかった。

先日、駅の近くを歩いていると、新しくできたフィットネスクラブのチラシをもらいました。スポーツや運動から遠のいている私は、少し気を引かれながらも「どうせ続かないから」と、バッグの奥にチラシをしまいました。
私のような方は多いと思いますが、一方で、ジムなどのスポーツ施設に通われるシニア世代は増えています。皆さまの周囲でも、ジムやクラブに通われている方は多いのではないでしょうか?

スポーツジムと聞くと健康づくりのイメージがありますが、シニア世代にとってはそれだけが目的ではないようです。介護や認知症予防はもちろん、スポーツやレジャー、コミュニティへの参加など、ジムに通う理由は人それぞれです。
それだけ健康づくりの目的や理由が多様化している中で、おすすめしたいのは「武道」です。

実は今、体力の向上や健康づくりの目的で、武道に励むシニアが増えています。
歳を取ってから空手や柔道などに取り組むなんて体力やけがが心配なのに、おすすめってどういうこと?と思われる方も多いと思いますが、もちろん空手は相手の体に触れない「寸止め」。柔道や剣道でも強さを追求するわけではありません。現在はこうした勝ち負けを追求しない道場やサークルが増えており、ブランクのある方や初心者でも気軽に武道に触れられる機会が増えています。

さらに武道には「精神を鍛える」「道を極める」といった目的もあり、鍛錬を重ねることが精神上の良い刺激にもなりそうです(時には、道場で叱られるといったこともあるとか、ないとか…汗)。
こうした話を聞いて、勝ち負けや強さを追求するのではなく、体力や精神の向上を追求する「武道」という選択肢もアリかなと思いました。

 

来年には、東京オリンピックが控えていますので、武道を始めれば競技を見る目も変わるかもしれません。
ここにも「目指せ! 東京五輪」の道があるかもしれませんね。

 

 

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael

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