身元保証人は本来、身元(本人の身の上に関すること)を保証する人という意味ですが、身元保証を求められるシーンによって身元保証人の責任や役割が変わります。
高齢者施設に入居する際に求められる身元保証人は、本人の債務の保証、緊急時の各種対応、死亡時の身柄の引き取りと残置物の撤去などの役割を担います。
身元引受人とは本来、死亡した方の身柄を引き取る人のことですが、施設によっては身元保証人と混同して使われていることがあります。そのため、もし身元引受人を求められたら、身元保証人の責任や役割が求められていないか確認する必要があります。
後見人とは、判断能力が不十分な人を保護する人のことです。後見人は本人に代わって財産管理や身上監護を行います。後見人は身元保証人になることができません。
高齢者人口が増え、身元保証サービスを提供する事業者が増加しています。その結果、身元保証に関するトラブルも報告されるようになりました。政府は事業者の適正な運営を促すため、「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」を制定しました。
当協会はこのガイドラインを遵守しています。
オーカスタイルの支援内容は次の通りです。お客様の状況に合わせて柔軟に支援プランをお選びいただけます。
S様(男性 80代)
持病があり、通院のことを考えて利便性の良い高齢者向け物件への転居を考えていました。しかし、身寄りがおらず身元保証人を用意できずに困っていました。加えて、誰が自分の葬儀や納骨をしてくれるのか、死後に財産がどうなってしまうのか心配でした。そこで身元保証から死後のことまで老後の不安を丸ごと解消できるオーカスタイルを利用することにしました。
A様(女性 80代)
おひとりさまで体調も崩しがちなので、見守りサービスがある物件への引越しを決めたのですが、入居に身元保証人が必要でした。身元保証サービスを探す中、オーカスタイルを知りました。もし寝たきりになったり、認知症で判断力がなくなったりしても、任意後見プランで代わりに財産の管理や入院の手続きなどをしてもらえるとのこと。体調のことも考えて契約しました。
M様(男性 80代)
妻が亡くなり、自宅で独り暮らしとなりました。それまで妻が行っていたお金の管理が一人でできるか悩んでいました。加えて、持病があり、子どももいないため、万が一の時に駆けつけてくれる人がいなくて不安でした。オーカスタイルを契約したことでお金の管理や駆け付けをしてくれるので、安心して自宅で独り暮らしができています。
O様(女性 80代)
旦那は寝たきり状態で、子供はいないので死後に葬儀や納骨などを任せられる人がいないと悩んでいました。また、大切なペットと一緒に入れるお墓を探していました。シルバーライフさんに相談したところ、死後のことを任せられることを知り、ペットと入れるお墓も探していただけることに。スタッフさんの親身な対応が気に入り、オーカスタイルの利用を決めました。
身元保証は必要ないけど、自分の死後が心配な方は「死後事務委任契約」がおすすめ