元輝新報×ベストファーム 終活川柳公募
公益財団法人福島県老人クラブ連合会が毎月発行している「元輝新報」。ベストファームでは、この「元輝新報」の読者の方々を対象に川柳の公募を行いました。
今回は、遺言や相続などの「終活」をテーマに作品を募集し、選者にこはらとしこ先生をお招きしております。
- こはらとしこ福島県川柳連盟理事
- 1960年生まれ、福島県二本松市在住。2016年第36回福島県川柳賞、2017年元輝川柳10月号から選者。
福島県川柳連盟副会長、「川柳ZERO」主宰
応募総数175句!最優秀作品は……
ベストファーム×元輝新報終活川柳公募にたくさんのご応募ありがとうございました。みごと最優秀作品に選ばれたのは、土屋博さんの作品でした。おめでとうございます!
こはら先生からのコメント
映像がリアルに浮かんできました。天寿を全うし、あの世へと旅立つのですが、「私は人から恨まれることもなく真面目に一生を送って来た、きっと天国間違いない。酒はうまいし美人が多いぞ、こりゃあ楽しみだ」なんてね。でもそこに閻魔様が待っていた。「おまえは終活を済ませて来たかね?」そして自分の葬儀が済んだ後の現世がモニターに映し出されて目を疑った。優しかったはずの妻や子供たちが言い争っているではないか。「終活をサボったおまえは地獄行きじゃー」「ヒェー」17音の川柳の裏側にしっかりとドラマが仕立てられていて楽しい、お見事な川柳でした。
ベストファームからのコメント
初見のインパクトが一番強く、一度読んだら忘れられない川柳でした。「終活」という言葉が一般的になって久しいですが、ついに閻魔様にまで浸透したか!と、思わず笑ってしまいました。終活は、やらなければいけないことは分かっていても、先延ばしにしがちなものです。先延ばしの罪悪感のようなものが、見事に表現されていると思いました!
フルーツショップ青木・
フルーツピークス
商品券一万円分
大賞作品は「元輝新報」6月号に
ベストファームの広告として掲載されます。
優秀作品
惜しくも大賞は逃しましたが、選考で最後まで選者を悩ませた優秀作品はこちらの4名の方の作品です!
こはら先生からのコメント
川柳を作る時、作者は詠みたい思いを17音にリズム良く収めます。読者は作者の意図を感じながら自身の経験値も加味して脳裏にそのドラマを映し出していきます。優秀賞に選ばれた4句は、「終活」というテーマに沿って、ほのぼのとしたり問題を抱えたりでしたが、作品から見えるドラマには深みがあり、またユニークでとても読みごたえがありました。
ベストファームからのコメント
家族で明るく語り合う姿や終活の達成感、土地処分の切実な悩み、親心など……。ノミネート作品は、終活を単なる断捨離ではなく、家族関係や自身の人生を整える前向きな活動として表現されているものばかりです。現代の終活事情を多角的に捉えた力作が揃ったと思います。
最終選考ノミネート作品
こはら先生に選句いただいて、最終選考にノミネートされていた作品はこちらです。
総評
こはら先生から
今回のベストファーム終活川柳には62名175句の投句がありました。約8割の方が元輝川柳でよくお見掛けするお名前でした。今回はすべての句の中から私こはらが入選ノミネート20句を絞り、ベストファームの方と一緒に最優秀句、優秀句の選定をしました。「終活」が単に説明に終わらず、内に含みを持った句を上位に採りました。多くの方の力作はどれも読みごたえがあり、この企画ではじめて投句にチャレンジした方にはこれを機に是非とも趣味のひとつに川柳を加えて、長く続けていただければと思います。
ベストファームから
参加いただいた「元輝新報」読者の皆さま、素晴らしい川柳のご応募をありがとうございました。終活を皆さまそれぞれの視点で捉えていらっしゃり、個性あふれる川柳がたくさんありました。中にはクスっと微笑んでしまうようなユーモアに富んだものもあり、まだまだアクティブなシニアの皆さんのエネルギーを感じとりました。ご応募いただいた方々は、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていくのだろうな、と思いました。ぜひ、これをきっかけに終活にも挑戦ください!

