コロナが明けて、旅の機運が高まっています。そうした中で、「ユニバーサルツーリズム」という概念が注目を集めています。ユニバーサルツーリズムとは、年齢や障害の有無などに関わらず、誰もが気兼ねなく参加し楽しめる旅行を意味します。
この概念に沿った旅行は、すべての旅行者が無理なく楽しめるように細やかな配慮が施されたものになっています。そして今、多くの旅行会社が、旅行客の不安や悩みに寄り添い、支援を提供するツアーを拡充しており、高齢者や介助が必要な方々にも旅の選択肢が増えています。
ユニバーサルツーリズムの旅中では、例えば車椅子の方が一人で移動するのが難しい場所では、添乗員が移動のサポートを行います。ツアーのスケジュールはあらかじめ時間に余裕を持って組まれており、段差のない宿泊施設や無理のない移動手段が選定され、トイレ休憩の回数を増やすなど、高齢者や介助が必要な方にとって細部にわたり配慮がされたものになっています。ほかにも、介護の専門知識があったり手話ができたりする窓口スタッフがいるなど、多様なニーズに対応するための機能を持った旅行会社もあります。
2020年には、観光庁がユニバーサルツーリズムを促進するために「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を設け、より多くの事業者が配慮のある対応や情報発信に努めることを後押ししています。2023年9月末時点で認定施設数は1100を超え、安心して旅行を楽しむための選択肢が豊富になっています。ユニバーサルツーリズムは、すべての人が気兼ねなく旅行に参加するための門戸を広げています。
記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael
死後事務委任契約施設入居の身元保証
サービス内容がよく分かるパンフレット
無料プレゼント
QRコードをお手持ちのスマートフォン等で
読み取って友だち登録をしてください
友だち追加ボタンをタップして
友だち登録をしてください
【参加無料】終活セミナー
終活に関するセミナー、勉強会、イベントを開催しています