地方金融機関が連携し、空き家購入者向けローンを開始
大手信販会社のオリエントコーポレーション(オリコ)は、地方の金融機関と連携し、空き家購入者を支援するローンサービスを新たに提供開始した。処分に困っている空き家を抱えている皆さんに、耳寄りなニュースがあります。オリコと地方金融機関が連携して、空き家購入者向けの特別ローンを始めました。
実家を引き継いで、そのまま空き家となっているケースが増えています。空き家の処分は大きな費用がかかるため、手を付けられずに放置しているケースが多くなっています。
一方で、そうした空き家を活用したいと考える人もいます。しかし、土地や建物を担保にする既存の住宅ローンは空き家に適用されにくく、空き家の再利用は進んでいません。
空き家問題解消へ向けた新たな仕組みと法改正
今回、新たに始まったオリコと地方金融機関の連携によるローンは、このような空き家の活用を強力に後押しするものです。具体的には、民間企業の「空き家活用株式会社」が運営する空き家物件紹介サイト「アキカツナビ」で空き家を購入する人に、オリコが事前審査を行い保証した上で、地方銀行などが購入費やリフォーム費用を融資するというものです。こうしたサービスが広がれば、今まで譲りたくても譲れなかった空き家の処分が進むかもしれません。
改正空き家対策特別措置法も施行され、住宅用途に限定された区域でも空き家を店舗などに変えることが可能になり、これによって空き家問題の解消が進むかもしれません。
空き家を抱えている皆さんは「どうせ売れないから」と諦めず、さまざまな動きが出てきているこの機会に、身近な専門家やサイトに相談してみてはいかがでしょうか?「アキカツナビ」のホームページ。https://aki-katsu.co.jp
記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael
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